島村楽器 名古屋パルコ店 シマブロ

島村楽器 名古屋パルコ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

10万円台の人気オーディオインターフェイス3機種ご選定の様子をご紹介!!デジタル商品ご選定随時お受付中です!

オーディオインターフェイスご選定の様子をご紹介!


こんにちは、名古屋パルコ店の立浦です。
当店ではシンセサイザーDJ,DTMなど多数のデジタル楽器を取り扱っており、日々お客様の商品選びに立ち会わせて頂いております。
本日は、そんな中でも近年特に需要の多いオーディオインターフェイスのご選定の様子をご紹介したいと思います!

オーディオインターフェイスとは

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オーディオインターフェイスとは、簡単に言えばコンピュータにおける「音の出入り口」のことを指します。


上の図の通り

マイクやギターの音を取り込む“音の入口”の役目、そして

・取り込んだ音やパソコン内部の打ち込みの音をスピーカーやヘッドフォンに送る“音の出口”の役目
を果たします。

詳しくはこちらへ

2018年版オーディオインターフェイスの選び方/a>

各メーカーから同じような価格帯、同じようなスペックのものが様々リリースされておりますが、似ているようで実は音色や使用感は結構違うんです!
今回は、そんなオーディオインターフェイスの中でもプロも使用するランクの高品位オーディオインターフェイスを比較しました。

今回選定した機種たち

今回、選定対象となったのは下記3機種。

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・Universal Audio Apollo Twin MK2

・RME Babyface Pro

・MOTU 624

お客様のご要望として
①ハイクラス譲りのしっかりとしたサウンドであること
➁多入出力・ADAT接続・内部ミキサー機能が使用可能であること
➂価格帯は10万円付近
➃なるべくコンパクトであること

というご要望の元に選出されました。

とくにApollo Twin MK2やBabyface Proなどは定番中の定番機種ですね!
既にコンピュータでの作曲にチャレンジされていらっしゃる方はご存じで気にされている方、もしかしたらもう所持されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
プロアーティストやエンジニアの現場でも広く採用されている人気モデルたちです!

スペックも価格帯も3機種とも拮抗しており、どれをご購入されても品質的には間違いない機種たち。
しかしならが、後述させて頂きますが驚くほどの機種によって違いがあったのです!!!
果たして…?!

選定のご様子

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ご希望を頂いたのは当店の常連さんでとあるメディアアート系の大学にお勤めで、DJとしてもご活動かつ音楽誌Sound&RecordingへDAW関連のコラム寄稿されたこともあるO様と、長年音楽に携わりつつO様と同じ大学に研究生として所属されていらっしゃるY様のお二人。
お二人とも音楽や機材について大変造詣が深く、スタッフの私も今回の立ち合いは勉強になることばかりでした!

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オーディオインターフェイスは当店で選定3品番をご用意、お客様には普段使用されているMac Book Proやマイク(AKG C414 XLⅡやSONARWORKS XREF20)やPA宅などの機材を一式お持ち込み頂きました。

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ご自身の普段と同じ環境下での選定の方が、より違いが明確になりますね♪

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機材をセットアップし、Sonarworksのリファレンス環境補正ツールReferenceも使用し音場や各機種の音量バランスを整えていきます。
今回は下準備だけで約1時間ほどを擁しましたが、料理と同じでこういうシビアな調整が非常に重要なのです!
(…まぁ、お持ち込みの機材なのでほとんどのご準備はお客様ご自身でして頂いたワケですが・・・)

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完了です!
まずは各機種の出力時の音色を比較していきます。

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まずはRME BABYFACE Pro。
今回のモデルの中で唯一USBバスパワー駆動が可能、筐体もコンパクト・軽量で非常にモバイリビリティの高い1台です。
RMEの製品は世界各国のアーティストや商業用スタジオ、放送の現場などでも採用されていますが、このBabyface Proはその技術とノウハウを継承しつつもコストダウンかつポータプル化に成功した機種で、当店でも人気の高いモデルです。

導入事例一覧はメーカー様サイトへ
https://synthax.jp/user-story.html


早速お客様と一緒に聴いてみました!

うむむ、なかなか良い音です!
やや硬めで高域に特徴があり、低価格帯のオーディオインターフェイスとは一線をなすハイファイで優れたサウンドです!!
なかなかパンチの効いた音で、ダンスミュージック系のアーティストさんがよく好んで使われていらっしゃるのが分かりますね☆
Y様は普段Universal Audio Apolloのラックタイプのインターフェイスで音楽をされていらっしゃるそうですが、Apolloとのあまりの違いに

「俺、このサウンドだとミックス出来ないなぁ(笑)」
と仰られていました(・`д・´)
やはりインターフェイスのサウンドは人それぞれの嗜好が分かれるので面白いです!

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続きましてはMOTU(Mark Of The Unicorn)の624!
こちらは当店には実機は導入しておりませんでしたが、O様が「東京で試聴した時にかなり音色が良かったので、今回の選定に是非加えて欲しい」とご要望を頂き、ご用意させて頂きました。
この3機種の中ではかなり独特なモデル。
何が独特ってこのモデル、USB接続でもThunderbolt接続でも、更にはイーサネット接続でも使えてしまうのです。
更に、最大64in64outという多入出力を誇り、その上イーサネット接続を使い同じネットワーク内の複数のインターフェースと複数のコンピューターへ同時接続しオーディオ転送出来てしまう『AVB』という規格に対応した業務向けなインターフェイスなのです。

こちらも試聴!

む!こちらも中々良い音!!
先ほどのBabyface Proとガラリと変わり、ローミッド~ミッドがぶ厚く豊かなサウンド!
MOTUのIFは米国のロックのエンジニアが好んで使っているイメージですが、なるほど、どっしりとしてふくよかさと迫力のある出音です!
担当の私も旧式のMOTU製オーディオインターフェイスを所持し、持ち出し用でたまに使っているのですが、MOTUは良い意味で特徴的なサウンドでユーザーなら「あぁ、そうそう、この音!」と音量感がある個人的に馴染み深い音でした。

ちなみにこの時はUSB接続で試したのですが…

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そう、こちらにはThunderbolt端子が付いています!

この時点で十分良い音色だったのですが、私からご提案させて頂き、念のためTB接続での音色も聴き比べて頂きました。
結果…

化けしました!!
先ほどのサウンド特性に+αで、より高域を中心にレンジが広がり非常に明瞭になりました!なんと言いましょうか、蓋が一枚取れたような…
これにはO様、Y様も「おぉ!?ちょっと変わったじゃん!良くなってる!」と驚いていらっしゃったご様子!
やはりThunderbolt端子接続ってスゴイ!!


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そしてラストはApollo Twin MK2!


当店でもミドルクラスのインターフェイスの中では群を抜いて人気の高い1台!
2014年1月に初代Apollo Twinが世にリリースされスマッシュヒット、多くのエンジニアやアーティストに愛用され3年連続でApolloシリーズは累計で米国のエンジニアが使うインターフェイスNo.1になったとのこと。
こちらはその次世代モデル、前作よりも更に明瞭なサウンド・そして使いやすいUIが前作に負けず劣らずの高い評価を得ている逸品。

こちらも鳴らしてみましたが、やはり言わずと知れた優れたサウンド!
フラットかつオールレンジバランスよくなっており、楽器全体の構成や奥行はたまたボーカルのリバーブ成分なども再現力が高く密に聴き取れ、実にミックス作業のしやすい音色です!
Y様はApollo 8、私はメイン機で初代Apollo QUADを使用しておりますので、なんというか「いつも通りの安心できる音だなぁ」とお互いに言い合っておりました(笑)

また、このApolloはBabyface ProやMOTU 624と比較し音量が静かなのが特徴的でした。
どちらもモニターのボリュームを数値上は同じに設定しているハズなのに、他2機種が結構元気に鳴っている印象に対し、こちらは静かに忠実に鳴るという感じ。


再生以外にも録音時のサウンドもチェックして頂きました!


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O様はボーカル

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Y様はサックス


各インターフェイスでのテイクを録音、比較!

合計で4時間位でしょうか?みっちり比較検討して頂いた結果…


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MOTU 624をご購入頂きました!!

最終的な決め手としては

・多チャンネル出力

・納得できる音質と解像度

・最大出力できる音量が一番大きかった点

とのことでした。

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ご自宅に早速設置、なんと木製スタンドを自作されたとのこと!凄い!!
ご購入、誠に有難う御座います!!( *´艸`)

後日、Y様のApollo 8 と O様の624をご自身の環境でSonarworks Referenceで比較解析してみたところ

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・左右の音質差が624の方が大きい
・624の方が低域が強調されている。Apollo 8 の方がフラットな特性

グラフに現れない部分で
・Apollo 8 の方が圧倒的に余裕のある鳴り方をする
・624でSonarworks入れると顕著に変化する。逆にApollo 8では大きな変化を感じない
・補正されたとしても各々が持つ音の質感は面影が残る

補正しない状態で
・624はもうとっても元気。Apollo 8 の音は上品で余裕あって分離がよい。さすが
・出力する音量は624の方が大きい。各々のUI上の表記で6〜8dBくらいの差がある

という結果が得られたそうです。
う~む、興味深いなぁ・・・。


如何でしたでしょうか?
簡単にでは御座いますが、お客様にご協力頂きご選定の様子をご紹介させて頂きました。
当店ではこういった形で、デジタル機材ご選定のお手伝いをさせて頂いております。

「高い機材だから、しっかり比べて自分の納得出来る買い物をしたい」
「店舗に置いていない商品だけど、購入前に実際に比較してみたい」
「各機種の違いを体感したい」

そんなご要望にしっかりお応え致します!

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当店にはハイエンドなデジタル製品を選定可能な、専用の防音室も完備しておりますので今回のようなオーディオインターフェイスはもちろん、マイクロフォンやモニタースピーカー、DAW製品などもご選定可能です!
気になる機材をしっかり選びたい方、是非当店デジタル担当の私、立浦までご相談ください!!
お電話やメールなどでも随時お受付しております!

※防音室をご利用の際は必ず事前にご予約をお願い致します。

※メーカー・機種によっては選定をお受けできない商品も御座います。選定したい製品がお決まりの際は一度ご相談下さい。

この記事の投稿スタッフ

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投稿者 立浦
プロフィール 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプ、DTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプ、エフェクター、シンセサイザー、PA、DTM、DJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください!

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店舗名 島村楽器 名古屋パルコ店
担当 立浦(たてうら)
電話番号 [t!052-264-8316!t]

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