島村楽器 名古屋パルコ店 シマブロ

島村楽器 名古屋パルコ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

モジュラーシンセサイザー用の大型ケースをオーダー頂いた様子をご紹介!当店にてお受付中です!

こんにちは、名古屋パルコ店の立浦です。
当店ではギターやベースなどのバンド楽器、シンセサイザーDJ,DTMなど多数のデジタル楽器、はたまたピアノや管楽器など様々な楽器をを取り扱っており、日々お客様の商品選びに立ち会わせて頂いております。
既存の製品は勿論、店舗にないものもお取り寄せしお試し頂いたりも出来るのですが、場合によってはお客様のご要望に沿った楽器やアイテムを一からオーダーし作ってしまうことも可能だったりします(/・ω・)/

今日はそんなオーダー制作の中でも、ちょっと特殊な「モジュラーシンセサイザー用のケース」のオーダー事例をご紹介いたします♪

モジュラーシンセとは

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モジュラーシンセサイザーとはオシレーター、フィルター、LFOなど、シンセサイザーの各機能を持つモジュールをパッチケーブルで繋いで、自由な音作りができるシンセサイザーです。世界的に「ユーロラック規格」というフォーマットで作られている物が多く、世界各国に大小メーカーが存在し数多くのモジュールが日々開発、発売されています。ユーロラック規格のモジュールであればほとんどのモジュールが互換性を持っているため、違うメーカーのモジュールを同じケースにマウントし、パッチケーブルで繋いで使用する事ができます。コンピューターを使った音作りでは得られない存在感のある音、直感的な操作感などから、2010年代より再びアナログシンセサイザーが注目を集めています。モジュラーシンセサイザーはさらに音作りを探求するサウンドクリエイター達の注目を集め、ユーザーは近年爆発的に増えています。
またモジュラー構造を持ちながら一般的なシンセサイザーの様に使用できるよう、あらかじめパッチングがされている「セミモジュラー・シンセサイザー」もあります。
~福産起業様のHPより抜粋~

ここ数年でジワジワと盛り上がりを見せているモジュラーシンセ。
通常のデジタルシンセサイザーやパソコンなどで使うソフトシンセサイザーと大きく異なり、その見た目とオンリーワンな音作りや偶発的で創造的な演奏が出来ることから人気となりつつあります。

そんなモジュラーシンセの取り扱いを、今年3月より当店にて開催しております!


福産企業様HPのモジュラーシンセ解説ページはこちら

当店のモジュラーシンセ取り扱い一覧については
www.shimamura.co.jp

大型のモジュラーシンセ用ケースはなかなか少ない!

上記の福産企業様HPにもあるように、モジュラーシンセを始める為には各モジュールは勿論、電源とケースが必要となります。

1~2段のコンパクトなもの、かつ電源モジュール付きで入門の方にもお求め戴きやすいものですと

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メーカー 型名 価格(税別)
Tip Top Audio Happy Ending Kit 23,200円

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メーカー 型名 価格(税別)
Dotred Audio Designs Workframe84B 21,300円


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メーカー 型名 価格(税別)
VIVICAT GREEN VC-005 30,648円

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メーカー 型名 価格(税別)
TIPTOP Audio Mantis 48,800円


などがありますが、大きいサイズのものとなると中々ラインナップが少ないのです…。

Doepfer A-100PMS12

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Elite Modular Case Elite416 Studio

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MONOROCKET Lexington3

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大型のものでは上記のケースたちが高品質で知られていますね。
しかしながら、大型のケースは海外製のものが多く制作にも時間がかかるため基本的に国内に在庫がありません。
オーダーも可能ですが、ご注文から3ヶ月、場合によっては1年待っても来ないことも…。

そして今回ご紹介するオーダー事例は、そんな上記のような大型ケースよりも更に大きく特殊な仕様のケースとなります。
早速ご紹介していきましょう!

オーダーに至る過程①

今回オーダーのご依頼を頂きましたのは、当店の常連様でもあり幾多のシンセを嗜んでいらっしゃるT様!
モジュラーシンセは勿論のこと、鍵盤系のシンセや音源モジュールやアウトボードなど様々な機材にも造詣が深く、ご自宅はさながら機材の宝庫のようになっているそうです。

☆許可を頂きましたのでT様のご自宅の機材の写真を掲載いたします!☆

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今回のオーダーは、そんなT様より2018年1月に
「自身の持っているケースでは、所有しているモジュラーたちが入らなくなってきてしまったので、大型のケースを探している」
とご依頼を受けたのが始まりでした。

お探しのケースの条件

1:168HPx5段のサイズであること

2:運搬可能な設計であること

3:パッチケーブルをモジュールに接続したまま蓋が出来ること

そのほかにも持ち運ぶために出来る限り軽く、キャスターを付ける、など様々な細かい仕様はありますが、T様より頂いたケースの条件の大枠は以上の3点!

…モジュラーを嗜んでいる方であれば特に①と②がどれだけクレイジーな仕様であるかはお分かりいただけるでしょう(; ・`д・´)

担当も各方々に問い合わせを行い、既存製品で上記使用を満たした製品を探しましたが…
残念ながら見つかりませんでした…。

ならば!
無いなら作ればいいではありませんか!!

ということで、次にケースのオーダーを請け負ってくださるメーカーを探しました。
国内の色々なケース製作メーカー様をあたることに!

…が、これも苦難の道でした。
ほぼすべての工房さんから
エフェクターケースや機材運搬用のケースの制作はやっているが、モジュラーシンセ用は請け負っていない」
とお断りをされてしまいました…。

中には快く引き受けてくれる工房さんも御座いましたが、お客様の仕様や予算等で折り合いがつかず…。

諦めかけ、ダメ元で最後にお問い合わせをさせて頂いたとある国内工房様に

「なんとか頑張って制作しますよ~!」

とご承諾を頂き製作開始となりました!!

浜松のDotred Audio Designs様に制作を依頼

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今回T様のケース制作を請け負っていただいたのは、浜松を拠点にモジュラー用電源やケースなど高品位なアイテムを多数輩出している、Dotred Audio Designs様です!

楽器フェア出店時にスタッフがお邪魔した時の様子

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楽器メーカーシンセサイザーやプロオーディオ機器の30年におよぶ設計経験を以って独立したエンジニアであり同社代表の後藤氏が展開する今話題のメーカーさんです。

早速上記のT様のご希望されている仕様をお伝えし、設計のお見積りをご依頼。

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僅か数日で上記のような仕様のお見積りを下さいました!
素晴らしくお仕事が早い!!

今回のケースは“持ち運ぶ”ということが最大のキーワードなのですが、横幅が168HPだと1mを超えてしまい、高さも5段だと70cmぐらいになるので中途半端に製作すると、よじれたりゆがんだりするため、若干重さは目をつぶって
フライトケースをベースにして頂くことに。
それなりに重量が出て参りますが、内部の同社WORKFRAME相当のフレームは、すべてアルミで制作して頂くことで可能な限り軽量にすることとなりました。

また、内部には同社の高品位モジュラーシンセ用電源Power Baseと供給パネルPower Railとを配備し安定して電源を録れる用に設計。
また、蓋とケースの空間を55~60mm空けることにより、条件③のパッチケーブルを接続したまま蓋を占められる点もクリアしました!


製作期間はなんとたったの1か月半とのこと!!
お見積書の提供スピードと言い、驚くべき仕事の速さです!!

完成から納品まで

上記の仕様お見積もりを頂き、T様と細かい擦り合わせののちご注文!
5月の末までにはご納品頂けるとの事で、担当もワクワクしながらまっておりました。

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納品1週間前、上記のような枠組みの完成写真もDotred様から頂戴しました。

か、カッコイイ!!

このアルミと鉄板の枠組みを、既存のフライトケースに組み込んで行くとのことです。
はてさて、どんな感じに仕上がるのかな…?

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納品当日。
大型商品で運送トラブルを避けるため、代表の後藤氏自らが浜松から当店へ直接持ってきてくださいました!

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因みにこちらが後藤氏。
早速出来上がったものをチェックさせていただきます!

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おぉぉ!
圧倒的デカさ!!
果たして内部は??

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どーん!!
これはすごい!!設計図の通り、いやそれ以上の仕上がりです!!

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上記にも記載しましたが、軽量化を図る為フレームの殆どをアルミで作って頂いております。
特に、強度の中央の支柱となるこの部分は材料費的にもやや高価とのこと。
後藤氏いわく
「ギターが一本買えるくらい」とのこと( ^)o(^ )

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T様の要望通りキャスターも搭載。
ケース自体で30kg以上ありますが、平坦な道なら短時間であれば曳いて運搬可能ですね!

後日、T様にお引渡しさせていただきました。

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サイドの空間にはエフェクターケーブルなどの機材を収納・設置するためのこと。
なるほどなぁ~…。

後日段

当店にてお引渡し後、T様はなんと電車でお持ち帰りになられたそうです。(担当はてっきり車でご来店されるものだとばかり思っておりました^^;)
相当の大きさで、かなり周囲から見ても目立っていたそう。
しかも重量が相応にあり、しかもご自宅がエレベーター無しの4階まで自力で持ち上げられたので、T様は運搬翌日多大なる筋肉痛に襲われたそうです(笑)

そんなT様よりお持ちのモジュールをセッティングした写真を頂戴しました。
公開の許可も頂きましたので、こちらに掲載させていただきたいと思います!

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やばい!これはやばい!やば過ぎです!
もはや美しさすらある“モジュラーの壁”ですねぇ…

というかモジュール数、ひょっとしたら当店の展示よりも多いかもしれません!

「実は持ってるモジュール全部は入らなかったんですよ」
とT様が仰られたときは、担当、目ん玉が飛び出るかと思いました…
超クレイジーですわ…(誉め言葉

当店では7月後半にモジュラーシンセ同好の士を募ったイベントも開催する予定で、T様はそちらのイベントにもこのケースとモジュールを持ち込んで参戦してくださる予定との事です。
気になる方は是非遊びに来てくださいね★


如何でしたでしょうか?
簡単にでは御座いますが、お客様にご協力頂きオーダー頂いた様子をご紹介させていただきました。
当店ではこういった形で、お客様の「必要」にお応えして参ります!



当店ならお客様のご要望にお応えできる機材をオーダーできるかも?!
是非皆様のお手伝いをさせて下さい☆

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また、当店にはハイエンドなデジタル製品を選定可能な、専用の防音室も完備しておりますのでその他、シンセサイザーDTM製品、オーディオインターフェイスはもちろん、マイクロフォンやモニタースピーカーの比較選定も可能です!
気になる機材をしっかり選びたい方、是非当店デジタル担当の私、立浦までご相談ください!!
お電話やメールなどでも随時お受付しております!

※防音室をご利用の際は必ず事前にご予約をお願い致します。

メーカー・機種によっては選定をお受けできない商品も御座います。選定したい製品がお決まりの際は一度ご相談下さい。

過去のご選定の様子

nagoya.shimablo.com

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この記事の投稿スタッフ

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投稿者 立浦
プロフィール 高校1年からエレキギターをはじめ、大学卒業まで月のアルバイト代の殆どをバンド活動、それに伴う機材に費やしてきた人柱。これまでに買ったギターやベースなどの竿ものは15本以上、エフェクターに関しては30台を超えてからは数えていません…その他にもシンセ、アンプDTMソフトetc...一体いくら使ったのか、分かりません。でも、でもね!自分で買ってきたからこそ、商品の使い方はもちろん、良いところも悪いところもなんでもご提案出来る自信がありますよ!当店ではそんな経験を生かしてアンプエフェクターシンセサイザーPADTMDJなど、幅広く担当しております。貴方にピッタリな楽器、是非一緒に探させてください!

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店舗名 島村楽器 名古屋パルコ店
担当 立浦(たてうら)
電話番号 [t!052-264-8316!t]

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